1969年にデビューした三菱自動車工業の小型乗用/商用車「コルトギャラン」は、最初のフルモデルチェンジで車名を「ギャラン」に変更、そして1976年5月に実施された2度目のフルモデルチェンジにより「ギャランΣ」となりました。従来のイメージを一…
三菱ギャラン 2.0 VR-4 RS グループA 4WD 1989年式
1970年代後半、三菱自動車は、その高い技術力で国内はもちろん海外からも、日本の新鋭メーカーとして評価され始めていました。そして1976年11月、三菱の技術力を結集して開発されたギャランのハードトップタイプ『ラムダ』を発表。先行発売となっていたセダンタイプ、ギャラン『シグマ』のシャシーを踏襲したハードトップスタイルボディに、角型ヘッドライト4灯装備という独特なルックスで登場したギャランΛ。『ラムダ』とは、いったいどんなクルマだったのでしょう。 掲載日:2019.4/8 三菱自動車初代ギャラン・ラムダ / 出典: 『サイレント・シャフト』が生み出す無振動エンジン ギャランΛのグリルにはアストロン80ロゴが輝く / 出典: 三菱ギャランGTOに代わるセダン、シグマサルーンベースのハードトップスタイルとして、1976年12月に登場した初代ギャラン ラムダは、4気筒エンジン搭載モデルとしては異例のドライバースペースの静粛性と、振動の少なさがセールスポイントのモデルでした。 ボディ側のインシュレーション効果を向上させる為に、フロアパネル全面やスカットルに遮音材を敷き詰め、トランク部分やルーフパネルにまで様々な吸音素材を用いたりして静粛性を向上。 さらに、振動対策への秘密は、エンジン内部に隠されています。 それは、ラムダの発売から遡ること約1年半前、1975年2月にギャランGTOシリーズは最後のマイナーチェンジを敢行。 三菱の最新技術を投入した、新型2000ccエンジン搭載モデルを発売しました。 三菱ギャランGTO /出典:
昭和は遠くなりにけり…だが、昭和生まれの国産スポーティカーは、日本だけでなく世界的にもブームとなっている。そんな昭和の名車たちを時系列で紹介していこう。今回は、昭和48年発売の三菱 ギャランクーペFTOだ。
1969年にデビューした三菱自動車工業の小型乗用/商用車「コルトギャラン」は、最初のフルモデルチェンジで車名を「ギャラン」に変更、そして1976年5月に実施された2度目のフルモデルチェンジにより「ギャランΣ」となりました。従来のイメージを一…
1968年に大幅なデザイン変更をした三菱コルト1500の後期モデルです。1100も同じデザインを採用して1200になりました。コルト1500の前期モデルはこちらをご覧ください。→MitsubishiColt15001965-コルト1000/1100はこちらをご覧ください。→MitsubishiColt1000/11001963-1969年に登場したコルトギャランはこちらをご覧ください。→MitsubishiColtGalant1969-MitsubishiColt1500Tokyo2016年撮影MitsubishiColt1500Tokyo2016年撮影MitsubishiColt1500Tokyo2016年撮影MitsubishiColt1200Tokyo2017年撮影MitsubishiColt120...MitsubishiColt1500/12001968-変形ヘッドランプを採用した三菱コルト1500の後期モデル
自社で開発・生産できない車をどうしても売りたい時、他社モデルへ自社に合わせた装備やデザインを施して販売する手法は現在でも主に軽自動車やコンパクトカーで行われていますが、かつては大型高級車を生産できないメーカーが海外メーカーから輸入販売、自社ブランドで販売する試みも行われていました。その1台が初代デボネア後継となる可能性もあった三菱 クライスラー318です。 三菱 クライスラー318 出典: 初代デボネアのモデルチェンジ費用が捻出できない三菱、窮余の一策 クライスラー by クライスラー(三菱 クライスラー318の輸出元モデル) / Photo by sv1ambo 1960年の三菱500から4輪乗用車市場へ参入していた三菱は、その後『コルト』シリーズや軽乗用車のミニカで車種ラインナップを拡大。 1964年には初代デボネアでついにトヨタ クラウンなどと並ぶ大型高級乗用車市場への参入も果たします。 しかし1969年のコルトギャラン(初代ギャラン)までヒット作に恵まれなかった三菱では、トヨタや日産のように高級乗用車でも大衆車のごとく短期間でモデルチェンジを行う余裕など全くない状況で、1970年代に入る頃には初代デボネアが早くも陳腐化し始めました。 さりとて新規開発もままならなかったものの、フルラインナップメーカーを目指した以上は高級乗用車市場からも撤退したくないという事情もあり、1970年にアメリカのクライスラー社と提携。 相互供給の一環としてクライスラー車を三菱ブランドで輸入販売する事になります。 そしていくつか候補に上がり、実際に販売された中でデボネア後継を狙ったとも言われる4ドアセダンは日本と同じ右ハンドル国であるオーストラリアで生産されていた『クライスラー・ヴァリアント』の高級モデル『クライスラー by クライスラー』に白羽の矢が立ったのでした。 ただし単なる輸入販売か、それとも部品で輸入して組み立てるノックダウン生産か、車名をどうかなど三菱で方針が定まらない時期があったようで、東京モーターショー1971では同時輸入のチャージャー770ともども『クライスラーの車』と素っ気ない名前で展示。
昭和は遠くなりにけり…だが、昭和生まれの国産スポーティカーは、日本だけでなく世界的にもブームとなっている。そんな昭和の名車たちを時系列で紹介していこう。今回は、昭和48年発売の三菱 ギャランGTO 2000GSRだ。
三菱自動車を代表するミドルセダン「ギャラン」は、同社の成長において、重要なモデルだった。記憶に残るかつての日本車を追憶するシリーズの第3回。
三菱のスポーティカー「コルトギャランGTO」(コルトを省略してギャランGTOと呼ぶ場合もある)は、1970年10月、前年にデビューしたセダン/ハードトップタイプの「コルトギャラン」の派生モデルとして発売されました。「フォード・マスタング」や…
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1970年代後半、三菱自動車は、その高い技術力で国内はもちろん海外からも、日本の新鋭メーカーとして評価され始めていました。そして1976年11月、三菱の技術力を結集して開発されたギャランのハードトップタイプ『ラムダ』を発表。先行発売となっていたセダンタイプ、ギャラン『シグマ』のシャシーを踏襲したハードトップスタイルボディに、角型ヘッドライト4灯装備という独特なルックスで登場したギャランΛ。『ラムダ』とは、いったいどんなクルマだったのでしょう。 掲載日:2019.4/8 三菱自動車初代ギャラン・ラムダ / 出典: 『サイレント・シャフト』が生み出す無振動エンジン ギャランΛのグリルにはアストロン80ロゴが輝く / 出典: 三菱ギャランGTOに代わるセダン、シグマサルーンベースのハードトップスタイルとして、1976年12月に登場した初代ギャラン ラムダは、4気筒エンジン搭載モデルとしては異例のドライバースペースの静粛性と、振動の少なさがセールスポイントのモデルでした。 ボディ側のインシュレーション効果を向上させる為に、フロアパネル全面やスカットルに遮音材を敷き詰め、トランク部分やルーフパネルにまで様々な吸音素材を用いたりして静粛性を向上。 さらに、振動対策への秘密は、エンジン内部に隠されています。 それは、ラムダの発売から遡ること約1年半前、1975年2月にギャランGTOシリーズは最後のマイナーチェンジを敢行。 三菱の最新技術を投入した、新型2000ccエンジン搭載モデルを発売しました。 三菱ギャランGTO /出典:
昭和は遠くなりにけり…だが、昭和生まれの国産スポーティカーは、日本だけでなく世界的にもブームとなっている。そんな昭和の名車たちを時系列で紹介していこう。今回は昭和51年発売の三菱 ギャラン ラムダだ。
1969年の東京モーターショーに参考出品された後、翌年に発売された三菱ギャランGTOです。三菱初のDOHCエンジンを搭載したモデルもありました。ベース車のコルトギャランはこちらをご覧ください。→MitsubishiColtGalant1969-1971年に登場した三菱ギャランクーペFTOはこちらをご覧ください。→MitsubishiGalantCoupeFTO1971-1976年に登場した三菱ギャランΛ(ラムダ)はこちらをご覧ください。→MitsubishiGalantΛ1976-1990年代の三菱GTOはこちらをご覧ください。→MitsubishiGTO1990-ライバルのトヨタセリカはこちらをご覧ください。→ToyotaCelica1970-MitsubishiGalantGTOTokyo2008年撮...MitsubishiGalantGTO1970-骨太なスタイリッシュクーペ、三菱ギャランGTO
昭和は遠くなりにけり…だが、昭和生まれの国産スポーティカーは、日本だけでなく世界的にもブームとなっている。そんな昭和の名車たちを時系列で紹介していこう。今回は、昭和48年発売の三菱 ギャランGTO 2000GSRだ。
洗練されたスタイリングで1969年に登場した三菱コルトギャランです。翌年ハードトップが追加設定されました。ギャランエステートVはこちらをご覧ください。→MitsubishiGalantEstateV1970-ギャランGTOはこちらをご覧ください。→MitsubishiGalantGTO1970-コルト1500の後期モデルはこちらをご覧ください。→MitsubishiColt1500/12001968-2002年に登場した三菱コルトはこちらをご覧ください。→MitsubishiColt2002-MitsubishiColtGalantChiba2018年撮影MitsubishiColtGalantChiba2018年撮影MitsubishiColtGalantTokyo2016年撮影MitsubishiCo...MitsubishiColtGalant1969-洗練されたスタイリングの三菱コルトギャラン
三菱自動車を代表するミドルセダン「ギャラン」は、同社の成長において、重要なモデルだった。記憶に残るかつての日本車を追憶するシリーズの第3回。
昭和は遠くなりにけり・・・だが、昭和生まれの国産スポーティカーは、日本だけでなく世界的にもブームとなっている。そんな昭和の名車たちを時系列で紹介していこう。今回は昭和62年発売の三菱 ギャランVR-4だ。
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Underneath Mitsubishi Galant AMG was a 2.0-liter inline-four engine capable of up to 170 hp and 192 Nm of torque.
チョーレルのブログ記事「グッとくる自動車広告 (1980年代前半 三菱編)」です。
GTi16Vのブログ記事「Mitsubishi Galant EXE / 三菱 ギャラン EXE(イグゼ)」です。
三菱自動車を代表するミドルセダン「ギャラン」は、同社の成長において、重要なモデルだった。記憶に残るかつての日本車を追憶するシリーズの第3回。
昭和は遠くなりにけり…だが、昭和生まれの国産スポーティカーは、日本だけでなく世界的にもブームとなっている。そんな昭和の名車たちを時系列で紹介していこう。ここでは1970年発売の三菱 ギャランGTO MRを解説。
いよいよ新しい年、令和2年が始まった。以前に連載した「昭和の名車」では、紹介しきれなかったクルマはまだ数多くある。そこで、1960年代以降の隠れた名車を順次紹介していこう。今回は「三菱 ギャラン シグマ」だ。
いよいよ新しい年、令和2年が始まった。以前に連載した「昭和の名車」では、紹介しきれなかったクルマはまだ数多くある。そこで、1960年代以降の隠れた名車を順次紹介していこう。今回は「三菱 ギャラン シグマ」だ。
昭和は遠くなりにけり…だが、昭和生まれの国産スポーティカーは、日本だけでなく世界的にもブームとなっている。そんな昭和の名車たちを時系列で紹介していこう。今回は、昭和48年発売の三菱 ギャランクーペFTOだ。
昭和は遠くなりにけり…だが、昭和生まれの国産スポーティカーは、日本だけでなく世界的にもブームとなっている。そんな昭和の名車たちを時系列で紹介していこう。今回は、昭和48年発売の三菱 ギャランクーペFTOだ。
旧車イベント「土浦 昭和のくるま大集合」に姿を見せた、なつかしの名車・珍車を写真で紹介する。
三菱自動車工業は1969年12月、「コルト1200/1500」の後継モデルとなる新型小型乗用車「コルトギャラン」を発売しました。堅実な設計こそ踏襲されたものの、どこか垢抜けない印象のあった従来のコルトシリーズとは全く異なる斬新かつスタイリッ…
三菱自動車を代表するミドルセダン「ギャラン」は、同社の成長において、重要なモデルだった。記憶に残るかつての日本車を追憶するシリーズの第3回。
GTi16Vのブログ記事「Mitsubishi Galant EXE / 三菱 ギャラン EXE(イグゼ)」です。