スコーンが食べたい。 ふとそう思ったのが全ての始まりでした。 スコーン焼いたはずなのに・・スコーンのはずなのに・・! あ!アレ食べたい! ・・なんて。ふと思うことってありませんか? 私はそんなことが起きるといそいそと作り出します。 食べに行く、だとか。買いに行く、だとか。元来その思考が乏しい人なので、ふと・・が起こる度に都度作ります。 今回もふと・・が、起こり、例の如くおうち工房に立ちました。 いつもと違うのは、強力粉+薄力粉のブレンドではなく、準強力粉(中力粉)で仕込んだことくらい。 そう思っていたのです。 オーブンを開けるまでは。 オオカミなお口がこう、パッカーン!と開いたコレ。 そう、コレが我々の知るスコーン。と言うかコレがスコーンだよね、うん。そうそう。 この姿を想像しながら、焼成が終わりブザーのなったオーブンの扉を開けたのですよ。 お前、誰だ。 スコーン焼いたはずだよね?なんでパイが出てくるの?いやいやいや・・。 錬金術師になったのだろうか、私は。スコーンからパイを錬成したのか、私は。 ・・あ、でもコレ・・面白い!! ひょんなことから産まれたこの子を、パイ・スコーン(仮)として。 間髪いれずに再現しようと仕込んだ結果、普通のスコーンを作り出してしまい。 反省点と推理とを踏まえ、更に翌日、再現の再チャレンジを試みて・・ 無事に成功しました!! そんな訳でパイ・スコーン解説! 私は粉の生っぽい香りや味が嫌いなので、しっかり火を通したい。 だから焼成は高めの温度です(うちのオーブンでは200℃で25分) めくれてますね~。やっぱり面白い♪ ブワッと層になっている姿。バターフレーキみたいじゃありません? でも、食べると・・・スコーンなんです。見た目とのギャップ萌え(笑) 結論として、大雑把に作りすぎてしまったが故の新しいナニカを生み出した!と言うのが、オチでした。 検証終了。 ん~♪スッキリした!! スッキリした所で、改めましてのティタイム。 今年も作った、金柑バターをたっぷりとのせて。 んー。うまっ♪ 偶然とは言え、流行のハイブリッド風スイーツ!?を産みだしちゃったスコーン騒ぎでございました。 気になる方、変わったスコーン作りたい方は是非是非お試し下さい。 焼きあがった時のこれじゃない感が楽しいですよ^^ ** ランキングに参加しています **