2024年7月12日、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の科学観測開始から2周年を記念した画像が公開されました。この画像は、互いの重力で影響を与えあう相互作用銀河「Arp 142」を、ウェッブ望遠鏡がとらえたものです。NIRCam(近赤外線カメ…
Following up on its image of Neptune released last year, astronomers using Webb have just released a brand-new image of Uranus as you've never seen it before.
2024年7月11日、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡とチャンドラX線望遠鏡のデータを組み合わせた4点の画像が公開されました。この画像は、そのうちの一つで、「へびつかい座ロー」と呼ばれる星形成領域が映っています。 へびつかい座ローは地球から最…
NASA(アメリカ航空宇宙局)の惑星探査機ボイジャー2号は、45年前の今日、1979年7月9日に木星へ最接近しました。画像は、木星への最接近の日にボイジャー2号が撮影した衛星イオです。イオまで120万kmの距離から撮影されました。 イオの縁…
ISS(国際宇宙ステーション)から撮影されたこの動画には、主にアメリカ東部の夜景が映っています。2024年6月29日、太平洋上空からメキシコ〜メキシコ湾上空を経由し、アメリカ東部の上空へと移動するISS(国際宇宙ステーション)から撮影されま…
国際的な研究チームが、20年にわたるハッブル宇宙望遠鏡の観測から得られた500枚以上の画像を使い、オメガ星団という巨大な球状星団を探索。高速移動する7つの星の動きを追跡することで、中間質量ブラックホールと見られる強力な証拠を得たと発表しました。…
この画像は、2024年6月3日にISS(国際宇宙ステーション)から撮影されたものです。画像には、「レッドスプライト」と呼ばれる、雷雲上空に発生することがある超高層の放電発光現象が映っています。画像は南アフリカの南方沖の上空にいたISSから撮…
2024年7月9日、ヨーロッパの新型ロケットアリアン6が打ち上げに成功しました。この画像は、アリアン6の上段に搭載されていたYPSatによって撮影されたものです。地球が美しく映し出されています。 YPSat(Young Profession…
In un articolo pubblicato su Mnras si annuncia la scoperta del buco nero più vicino alla Terra. Un buco nero di massa stellare che orbita attorno a una stella simile al Sole, a circa 1600 anni luce di distanza, in direzione della costellazione dell’Ofiuco. Il primo di una popolazione di oggetti simili, sembrerebbe. Con un commento del primo autore
この画像は、ESA(ヨーロッパ宇宙機関)の火星探査機マーズ・エクスプレスが、火星の巨大火山の一つアルシア山の麓付近の斜面をとらえたものです。「アガニッペ・フォッサ(Aganippe Fossa)」として知られている、途切れ途切れの溝状地形が…
木星の南半球には「大赤斑」と呼ばれる高気圧性の巨大な渦があります。その大きさは地球が丸ごと1個入ってしまうほど。この画像は、その大赤斑をNASA(アメリカ航空宇宙局)の木星探査機ジュノーがとらえたものです。 画像は2017年7月10日、ジュ…
このパノラマ画像には、望遠鏡のドームと、暗い夜空に輝く星々が映っています。アメリカ、アリゾナ州にあるキットピーク国立天文台(KPNO)で撮影されたもので、右に見えるドームはメイヨール4m望遠鏡、左のドームはアリゾナ大学ボーク2.3m望遠鏡で…
先日、アストロピクスでもお伝えしたとおり、6月27日と29日、2つの小惑星が地球の近くを通過しました。それらの小惑星が、アメリカ、カリフォルニア州にあるゴールドストーンのレーダーで観測されました。アンテナから電波を送信し、小惑星で反射して返…
Scientists have gotten their first detailed, visible-light look at the enormous hurricane churning around Saturn's north pole.
「変形型月面ロボットによる小型月着陸実証機(SLIM)の撮影およびデータ送信に成功」を掲載しています。 -宇宙航空研究開発機構 JAXA(ジャクサ)は、宇宙航空分野の基礎研究から開発・利用に至るまで一貫して行う機関です。
この画像は、ハッブル宇宙望遠鏡が2019年6月27日にとらえた木星です。 木星表面では、赤道と平行するような縞模様がみられます。白っぽく明るいところは「帯(ゾーン)」、赤っぽく暗いところは「縞(ベルト)」と呼ばれています。アンモニアの氷から…
ハッブル宇宙望遠鏡が、姿勢制御用のジャイロスコープの運用を変更したことは、アストロピクスでも先日お伝えしました。これまで3つのジャイロを使って運用していたのですが、特定の1つのジャイロの不具合が続いたことから、ジャイロを1つだけ使って運用す…
こちらの画像は、アストロピクス編集部で作成した2024年の月の満ち欠けを示したカレンダーです。 それぞれの月の画像は、その日の正午の時点での月相で、その下の数字は同じく正午時点での月齢を示しています。オレンジ色の枠は満月、青い枠は新月です。…
The High Resolution Imaging Science Experiment (HiRISE) camera would make a great backyard telescope for viewing Mars, and we can also use it at Mars to view other planets. This is an image of Earth and the moon, acquired on October 3, 2007, by the HiRISE camera on NASA's Mars Reconnaissance Orbiter.
5月15日1時51分(日本時、以下同じ)にX8.7という、太陽の活動周期の第25周期で最大規模の太陽フレアが発生したことはアストロピクスでもお伝えしました。(参考記事)第25周期で最大のX8.7太陽フレアが発生 その今周期最大の太陽フレアが…
この動画は、タイ上空から中国上空を通過し、サハリン(樺太)の東海上の上空へと移動するISS(国際宇宙ステーション)から撮影されたものです。映像の途中から中国の各都市の街明かりが非常に明るく輝いているのが映っています。 動画は、2024年5月…
アストロピクスではこれまで、NASA(アメリカ航空宇宙局)が公開している太陽系関連画像を使用したポスターをいくつも紹介してきました。その同じシリーズで「Beyond Our Solar System(太陽系を超えて)」と題したものも公開され…
アストロピクスの訪問者に関するデータを調べたところ、「生まれた日の月の形 NASA」で検索して訪問される方が一定数いることが分かりました。ただこれまでアストロピクスでは、そのような記事は掲載していませんでした。そこでNASA(アメリカ航空宇…
画像に映っているのは、「ほ座超新星残骸」の一部です。ほ座超新星残骸は約800光年の距離にあり、地球から最も近い超新星残骸の一つです。 約1万1000年前、大質量星が超新星爆発を起こしてその生涯を終えました。爆発の衝撃波がガスを圧縮し、画像の…
この画像には、夜空の天の川とともに、建設中のベラ・ルービン天文台が映っています。 天の川は、「グレート・リフト(巨大な裂け目)」と呼ばれる塵の帯によって分断されているかのようにみえています。そこでは冷たい塵の雲が密集しているため、星々の光を…
この画像に映っているのは、ISS(国際宇宙ステーション)から撮影された富士山周辺です。2023年11月20日16時7分ごろ(日本時間)に撮影されました。 撮影されたのは日没の30分ほど前の時間帯でした。先日アストロピクスで紹介した朝の富士山…
この画像は、すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラ「Hyper Suprime-Cam(ハイパー・シュプリーム・カム、HSC)で撮影されたもので、二つの渦巻銀河が衝突している現場が映っています。 これらの銀河は、おとめ座の方向、約7億7000万…
先日アストロピクスでもお伝えしましたが、太陽系の2つの巨大氷惑星、天王星と海王星で、新たな衛星が合計3つ発見されました。(参考記事)天王星と海王星の衛星を新たに発見 画像はそのうちの1つ、海王星で発見された新衛星「S/2021 N1」を、す…
アストロピクスでは以前、微笑む顔のようにみえる太陽の画像を掲載したことがあります。この動画は、そのときに紹介した画像に前後の画像を加えてタイムラプス映像にしたものです。 動画の元になった画像は、NASA(アメリカ航空宇宙局)の太陽観測衛星S…
この画像は、木星の衛星ガニメデを、NASA(アメリカ航空宇宙局)の惑星探査機ボイジャー2号がとらえたものです。木星への最接近の2日前、1979年7月7日に撮影されました。 ガニメデは木星の4大衛星(ガリレオ衛星)の一つです。赤道半径が263…
この画像は、NASA(アメリカ航空宇宙局)の火星探査機2001マーズ・オデッセイがとらえたものです。マーズ・オデッセイは通常、探査機の真下方向を観測していますが、カメラの向きを変えて地平線方向を撮影しました。火星表面には最大の火山オリンポス…
この画像はハッブル宇宙望遠鏡がとらえたもので、渦巻銀河NGC 4951が映っています。NGC 4951は、おとめ座の方向、地球から4900万光年の距離にあります。 地球からは、NGC 4951の銀河円盤が斜めから見えています。渦状腕に散在す…
2024年1月1日6時55分(日本時)をピークとする、非常に強力な太陽フレアが発生しました。この画像は、NASA(アメリカ航空宇宙局)の太陽観測衛星SDOが17.1nm(青)と13.1nm(金)の極端紫外線でとらえた画像を合成したものです。…
私たちの太陽系は、「ヘリオスフィア(太陽圏)」に囲まれています。しかしヘリオスフィアの境界や形状について、はっきりしたことは分かっていません。ヘリオスフィアの形状を最終的に決定するには、ヘリオスフィアの外での測定が必要です。最新の研究によるとヘリオスフィアの「尾」の側面を通って太陽系を出るルートが最適とのことです。…
画像の中央に、アメリカのアリゾナ州にあるメテオール・クレーター(バリンジャー・クレーター)が映っています。画像は、ヨーロッパの地球観測衛星コペルニクス・センチネル2が撮影しました。 メテオール・クレーターは、直径30〜50mと推定される鉄ニ…
この画像は、NASA(アメリカ航空宇宙局)の水星探査機メッセンジャーがとらえたもので、水星にあるアポロドロス・クレーターが映っています。アポロドロス・クレーターは、水星最大の衝突盆地であるカロリス盆地の中心付近にある、直径約41kmのクレー…
NASA(アメリカ航空宇宙局)では、太陽系の天体をメインビジュアルとしたポスターのデータを公開しています。さまざまな天体のポスター用データがありますが、今回紹介するのは木星の衛星カリストの画像を使ったポスターです。こちらのページから、PDF…
JAXA(宇宙航空研究開発機構)は12月5日、9月7日に打ち上げた小型月着陸実証機「SLIM」を2024年1月20日に月面へ着陸させる予定だと発表しました。SLIMは、高精度な着陸技術を実証することなどを目指す小型の探査機。…
この画像に映っているのは、渦巻銀河NGC 3981です。NGC 3981はコップ座の方向、約6500万光年の距離にあります。超巨大ブラックホールを宿す中心核が明るく輝き、そのまわりを星々と塵がからみあった渦状腕が取り巻いています。渦状腕の一…
Voyager 2 made its closest approach to Saturn on Aug. 25, 1981. The mission revealed a planet so phenomenal scientists had to go back.
この動画は、NASA(アメリカ航空宇宙局)の火星探査車パーサヴィアランスが撮影した871枚の画像をつなげたものです。 パーサヴィアランスには、複数の種類のカメラが搭載されています。画像は、大きな岩や溝、砂丘などの危険を検出するためのハザード…
ESA(ヨーロッパ宇宙機関)の彗星探査機ロゼッタがとらえたチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の核。2014年11月20日に撮影されました。画像の撮影時、ロゼッタ探査機は彗星の中心から30.8kmの距離に位置していました。画像は探査機のナビゲーシ…
存在すると考えられているのに、いまだ見つかっていないダークマター。ダークマターの候補の一つに、理論的に考えられているアクシオンという粒子があります。暗黒物質がアクシオンで構成されている場合、パルサーからの光にかすかに輝きが追加されているかも…
2023年7月に打ち上げられたユークリッド宇宙望遠鏡。そのユークリッド望遠鏡の早期リリース観測の一環で撮影された画像が公開されました。上の画像は公開された5点のうちの1点で、画像の右上に銀河団Abell 2764が映っています。銀河団Abe…
この映像は、イギリス近海上空からヨーロッパや地中海の上空を経て、アフリカ東部からインド洋上空へと移動するISS(国際宇宙ステーション)から撮影されたものです。 ヨーロッパの多くは雲や砂塵に覆われて見えにくいのですが、途中からイタリアやギリシ…
2023年7月1日に打ち上げられた、ESA(ヨーロッパ宇宙機関)のユークリッド宇宙望遠鏡の最初のカラー画像が11月7日に公開されました。画像はそのうちの1点で、オリオン座にある「馬頭星雲」と呼ばれる暗黒星雲の周辺が映っています。 約1375…
H3ロケット試験機2号機打上げライブ中継より JAXA(宇宙航空研究開発機構)のH3ロケット試験機2号機が2024年2月17日午前9時22分55秒、種子島宇宙センターから打ち上げられました。リフトオフの16分23後に第2段エンジン第1回燃焼…
これまで発見された中で最も暗い可能性のある銀河J0613+52が発見されました。この銀河はガスだけからできており、星が存在する可能性はあるけれども目に見える星はありません。近隣にある原始銀河の最初の発見例の可能性も。…