2月11日(水・祝) 今夜、Yahooオークションで、大正3年(1914)の東京「新吉原遊廓」の「花魁道中」絵葉書14枚を落札。 明治44年(1911)4月9日の「吉原大火」で灰燼に帰した新吉原遊廓が、大正天皇の即位を記念して開催された「東京大正博覧会」(大正3年3月開会:東京府主催、主会場:上野公園)に便乗して、「新吉原」の復興を世間に印象付けるために、明治中期に途切れていた「花魁道中」を「26年ぶり」に復活したイベント。 目論見は大当たりで「花魁道中」を見たい老若男女が「新吉原」に押しかけ大賑わいとなり、絵葉書が数多く作成された。 私の目的は、まず大正復興「花魁道中」の実態を解明すること。 それは、本当に江戸時代の「花魁道中」の再現だったのか?という疑問があるから。 なぜ、そこに注目するかと言うと、近年、日本各地で行われている「花魁道中」イベントの原点・原像がそこにある..