外食が続くとどうしても、塩分や糖分・脂質が多くなってしまい、内臓は疲弊してきます。 疲れた、だるい、眠いといった現象がある方は、外食続きで消化器がフル稼働し、 活動のほうにエネルギーが不足したため、体を休ませようと体からのサインが現れているかもしれません。 早めに対処をして、厳しい残暑、季節の変わり目に不調を持ち越さないことが、 季節や気温の変化に振り回されず、健やかに過ごしていけるコツです。 そんな時におすすめしたいのが、本葛を使った「葛デトックス」。 一般的にはあまり注目を浴びない食材の本葛ですが、 マクロビオティックでは重要食材として定期的に摂り入れることをおすすめしています。 今回は本葛でデトックスする方法、作用・効能などをご紹介します。 ☆オーガニックアロエベラジュース(宮古島産)|飲み物に混ぜて飲んでもOK!ミネラル・ビタミンなど200種類成分含有の、女性に嬉しい美容ドリンク!無農薬の貴重なアロエベラを使用。 葛粉と片栗粉の違い お料理のとろみ付けに一般的によく使われる片栗粉。 葛粉も同じような性質を持つのですが、体に与える作用は全く異なります。 片栗粉はじゃかいもを原料としており、じゃがいものでんぷん質を精製したものです。 品質表示を見ると「馬鈴薯でんぷん」と記載があります。 マクロビオティックではじゃがいもは陰性食品に属するため、体を冷やす作用があります。 薬としても使われてきた「葛」 次に葛粉ですが、風邪の初期に飲む漢方薬「葛根湯」が有名ですね。 夏は葛を使った涼しげな和菓子や、わらびもちなどお菓子の認識が高いかと思われます。 秋の七草の一種でもありマメ科の野草の根で、日本でも古くから薬として使われていた記録もあり、 葛根湯だけではなくさまざまな漢方薬に用いられてます。 体を温める効果や、胃腸を整える、血液の浄化作用があります。 葛はマクロビオティックで陽性よりの中庸食材で、万能食とされています。 葛粉は葛の根を山から掘るところから始まり、そのあと、本葛粉は手作業で何工程も経て製造されていきます。 冬場の水温の低い時期しか製造ができず、60KGの根からわずか9Gしか取ることができないため、 とても希少でそのため値段も高価になります。 しかし、葛粉として販売されていても馬鈴薯でんぷんを混ぜている商品もあるので、