縄文時代の竪穴式住居に着想を得て完成した、移動可能なインフレータブルパビリオン。 その中には、人間のヒューマニティスケールを体感できる、音を超えた感覚・振動を感じさせてくれる彫刻『mono-wide』が鎮座している。 『mono-wide』は、彫刻作品に向き合う際の人間と物質との関係性を音に応用し、彫刻家ならではのアプローチで制作された。 目に見えない 音の Masse(=量感) を感じ、楽器が奏でるような「ゆらぎ」のある音と対面する、新しい音響体験ができる。 パビリオン内のサウンドは、サウンドデザイナー・畑中正人氏とのコラボレーションによるもの。 胎内のような原初的な体験と、音の振動を通した人間の感覚の再発見、再認識を与えてくれるアートワーク。 mono-wide / プロダクトデザイン:design toka 飯田 智広, サウンドエンジニアリング:SOLJ サウンドデザイン:畑中正人 Hatanaka Masato 作曲家、サウンドデザイナー。独学で作曲、ピアノ、音響学を学び、1995年より札幌市を拠点に活動。「娯楽や芸術としての音」そして社会の中で本当に必要とされ機能する「音のデザイン」をテーマに、25年以上に渡り様々な舞台、イベントやCMなどで作品を手がける。東京スカイツリー「天望回廊」のサウンドシステムの企画・構成・演出、第10回札幌国際短編映画祭のテーマ曲制作から、公共空間、電子機器の操作音などのサウンド、ワークショップやレクチャーの実施まで、その活動は多岐に渡る。 http://www.hatanakamasato.net/ Inspired by the pit dwellings of the Jomon period, this mobile inflatable pavilion houses the sculpture 'mono-wide,' which allows visitors to experience the humanity scale through sound and vibration beyond ordinary perception. 'Mono-wide' explores