会社の中で、長時間労働が状態化している人は誰か。それは、仕事ができる優秀な社員だ。社長が重要な任務を与えるたび、彼らの仕事量は増える。真面目な彼らは、「もうできません」とは言わない。放っておくと、嫌気がさして、会社を去ってしまう。彼らのオーバーワーク、そして流出を防ぐために、社長がやるべきこととは。数多くの労働トラブルを見てきた弁護士が、シンプルな解決法を教える――。