生きるための最小限の荷を担ぎ 大いなる「地」を踏みしめ、 思考と驚きと感動とともに、道なき路を歩む。 静寂の無垢の森にて、命ある物たちの源である清流「水」と、 樹という生命エネルギーの炎「火」から全ての命の循環と継続、 その尊さを学び知り畏敬と感謝の想いとともに、 それらを我が身の糧とする。 担ぎ、ともに旅する道具たちが原野へと誘う。 「風」吹きすさび身も凍る極地、 そこで太陽の温もりと光エネルギーの尊さを実感し、 そして確信する。 世界は、大地と天、そのはざまの大気「空」が 縦横無尽に風として流れ、太陽エネ ルギーに気化された雲が 雨となりその大気の流れとともに大地を潤し、 生きとし生けるものたちの命ある「調和の世界」を 育んでいることを。 真実は旅にあり、知ることの喜び。