作者によるコメント 散歩をしていたらマンションのベランダによしずが立てかけられていた。日本の趣あるプロダクトだったものが、機能的だけれど不恰好なものとして受け継がれていくさまを残念に感じるとともに、常にカーテンをしめきってエアコンをいれっぱなしにする生活に味気なさを覚えた。「よしず」をはじめとする日本の「涼をとる」という文化を現代のエラーに落とし込むことによって閉塞的になっているウチとソト...